ある日。とあるアパートの住人、神 喜助(じん きすけ)のゴミ箱の中身が、ひとりでに増えた。ここの住人の誰かのゴミが、何故か転送されてきている。糸くず、美しい髪の毛、小説の下書き、そして『恥ずかしいポエム』。 しかし、読んでいるこちらが赤面するそのポエムは、どうやら『遺書』らしい。つまり、ここの住人の誰かが、死のうとしている? 自殺防止に奔走したり、女子中学生の援助交際を諭したり。 神(のゴミ箱)のお告げにより、退屈だった彼の人生は、ささやかに動き始めた。 これは、『どこかとつながっている』ゴミ箱を巡る、すこし不思議な住人たちの物語。
久方ぶりの入間作品はいつも通りの入間ワールドだった。 出てくるのは変態に変人に奇人に変態に…枚挙に暇がない。主人公とヒロインの恋愛模様がなんともライトノベルらしくないかもしれない。展開や一部登場人物はライトノベルそのものだけれど、楽しめる。 あとがきは内容が無いのなら書く必要はないと思うのだが。
恋ヶ窪くんにはじめてを奪われました 分冊版(20) - 美麻りん - 少女マンガ・無料試し読みなら、電子書籍・コミックストア ブックライブ